応援団員からのメッセージ
小林良雄
(こばやしよしお)
自然の味をとりもどう会代表

発酵食を通じ大地の声を聞こう みそづくり

 毎年、4月第1日曜日に“みそづくり”をしている。この時季に毎年“みそづくり”をするのは、理由があるからなのだ。

 本州では“みそづくり”は「寒」の頃、2月に“みそ”を仕込むという。それから40日目。みそ樽の蓋を外すと、ほんのりとした甘酒のような香りがしている。

 毎年同じ時季、同じ手順でつくり、同じ場所に保管すると、“みそ”の出来加減で今年の気候を推測することが出来るはず。これを元に、今年の農作物のまき時、作物の種類を決めていく。一家の今年の運命を決める大事な判断材料。そのすべての「かぎ」を握る女性たち。男はこれに従うしかない。

 釧路の4月は春と言ってもまだ寒い。だから4月に仕込んで、5月の中頃、40日目に蓋を開ける。丁度、自家菜園のまき付け決定頃に合わせて。大地の声が聞こえるはずだから。