応援団員の活動記録

2007/2月

【最新の活動記録】 【過去の一覧】

■食育推進ボランティア講習会

日 時 2007年2月5日(月)13:30〜16:30(講演は13:45〜15:00)
会 場 茨城県水戸市「茨城県市町村会館講堂」
主 催 茨城県
講 師 本間千枝子(ノンフィクション作家)

演 題 「食は生きるよろこび」〜食による世直し運動〜
参 加 260名
講演レジメ

「食は生きるよろこび」〜食による世直し運動〜

1.子供は食卓で成長する

  ・子供は食卓で成長する

  ・蝕まれつつある環境・すでに手遅れか

  ・家族の神話的時間

  ・人間に生きる意志を与えるもの・ロンドンの乳児院から

  ・子供が親を教育する時代・地域の支援

2.食卓から見える世界

 ・『世界の食文化』20巻 ―アメリカ―を書いてから

 ・西欧とアジア、そして中東

 ・葡萄と肉(羊から始まる)そして米と水

 ・アメリカ大陸の発見とその意味

 ・アメリカから始まった食の民主化・グローバル化

3.世界の注目を集める日本の食文化

  ・明治維新の前と後

 ・季節のある食・日本人のように食べよう

 ・地域の食文化を伝え、PRしよう 高知・山形の試み

 ・古いものが断然新しい

 ・世界のブランド品―日本の食材

4.食こそが「生きる力」、生きるよろこび

 ・アメリカの食に革命をもたらした二人

 ・愛国者オーガニック女王の「食べられる校庭」

 ・どのように子供たちに伝えるか

 ・私の食育物語授業

 ・今こそ食による世直し運動を!

参加者の感想

Q1 内容は分かり易かったですか。

・良く理解できた       70名 (46%)

・だいたい理解できた     77名 (50%)

・あまり理解できなかった    6名 ( 4%)

Q2 内容は有意義でしたか。

・有意義だった       107名 (67%)

・普 通           45名 (28%)

・あまり有意義でなかった    8名 ( 5%)

Q3 意見・感想(抜粋)

○もう少し時間があれば良かった。子どもの成長が大人といる時間(家庭の中にいる時間)というお話に、自分の家庭でも実践してみたいと思いました。

○親と一緒に囲む食卓を通して健全な心と身体が育ち、対話の大切さを教えていただいた。

○今子育て中の若い親は、私たちが育てた親です。私も何か考えさせられた1日でした。

○いろいろな講演会や勉強会に参加するが,今日は来て良かった講演会でした。

○食育が重要なことは理解していますが、世界の食文化も取り入れて良いお話でした。食育は愛とおしゃべりが大切なことです。

○すばらしい講演会でした。改めて食の大切さを痛感しました。

○外国の話ばかりで残念。もっと国内の話を聞きたかった。昔の話が多すぎた。もっと現在の国内の話をしてもらいたかった。

○幅広くご活躍されている先生、すばらしいのですが、もっと身近なお話もまだまだお聞きしたいと思いました。


■食のマッチング支援事業

日 時 2007年2月9日(金)13:30〜16:00
会 場 静岡市「ホテルプリヴェ静岡ステーション」
主 催 静岡県中小企業団体中央会
講 師 赤池学(株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所)

演 題 食のマッチング支援事業〜生産者(農林水産業)・食品産業・消費者の連携を目指して
参 加 70名
内容

 ユニバーサルデザインや全国の連携の取組み事例を、地産地消を盛り込みながら(UD21・にいがた、三重ブランドチャレンジャーの取組み等)UDの10の定義のうちの、持続性や参画性に焦点をあて、地域連携のあり方を「トータルムーブメント」をキーワードに、豊富な事例紹介を交え、分かりやすく解説して頂きました。


■平成18年度相模川・酒匂川水系水道事業者等連絡協議会講演会

日 時 2007年2月20日(火)14:00〜16:00
会 場 神奈川県横浜市中区「神奈川県中央農業会館講堂」
主 催 相模川・酒匂川水系水道事業者等連絡協議会(事務局:神奈川県企業庁水道電気局利水課)
講 師 中村靖彦(東京農業大学客員教授・農政ジャーナリスト)

演 題 水は誰のもの?〜食料問題の中で考える
参 加 120名(神奈川県企業庁水道電気局、横浜市水道局、川崎市水道局、横須賀市上下水道局、神奈川県内広域水道企業団の一般事務・技術職員)
講演内容

 水について消費者、利用者の目線で考えるという企画のもと、農政ジャーナリスト・東京農業大学客員教授の中村靖彦先生にご講演いただきました。

 ・水も食料と同様、分配が問題である。日本のペットボトル使用量は欧米に比べて少ない(軟水と硬水の違いなど要因はあるが)。

 ・地下水を巡る争い〜アメリカにおける地下水の所有・利用は個人と契約した企業にあるのか。現在係争中の事案となっている。

 ・日本は、災害時水供給井戸などのものがあるが、そうした地域とのつながりが大事。

 ・食料生産には水が不可欠。比較的自給率が高いとされている豚肉ですら、飼料穀物という観点からすると5%程度になってしまうという現実(フードマイレージ、バーチャルウォーター理論)。

 ・そうした現実を踏まえつつ、市民社会において水は「公共」のものであるが、住民たちが「自分たち」で守るという意識が必要。多くの人が米作りに携わっていた昔は、水が親しい存在であったが、現在の情報化社会のなかでは、水が流れている河川に触れることは極めて少なく、意識、関心が希薄になる。そのことが水を公共任せにしてしまうことが、問題ではないか。

講演レジメ

水は誰のもの?〜食料問題の中で考える

1.水も食料と同じ、分配が問題。

  ・恵まれた日本、しかし世界的には?

  ・地球上の、水資源の実態―14億立方キロ。しかし、97.5%は海水。淡水は2.5%のみ。しかも大部分は南極と北極にある。また淡水は川、湖、沼にあるが地下水は0.8%

              ―世界の11億人が安全な飲料水に接することができない

  ・生活用水使用量 日本    322リットル/1人・日

           北米    425リットル/1人・日

           ヨーロッパ 280リットル/1人・日

           アフリカ   63リットル/1人・日

         アジア   132リットル/1人・日

 

2.ビジネスチャンスと水

  ・増加するボトルウォーターの需要

      ―2005年 国産1,427,099キロリットル  前年比110.1%

           輸入 406,925キロリットル   前年比123.1%

      ―1人当たりの消費量も増加

           1996年  5.0リットル

           2005年 14.4リットル

  (これでも諸外国に比べればまだ少ない。イタリア168.3リットル、ベルギー158リットル、アメリカ80.6リットルなど)

  ・その背景は?

      ―自然志向、健康志向、ファッション

      ―ファッションの好例

  ・アメリカのpurified water(浄化された水)。「ダサニ」は普通の水から塩素を取り除いてミネラルを添加しただけ。「アクアフイナ」は普通の水。

  ・アメリカ環境庁での話“水道水に何の不安もない”

参加者の感想

○大変良かった。今回の講演の切り口が、水道事業専門でやってきた職員にとって良い刺激になったと思う。

○顧客視点、利用者視点が重視されているが、一方的な受益者ではなく、水道を通じた地域環境全体へのパートナーシップを築くことに繋がればよいと思う。実現は難しいが。

○公共が行なう意味合いについて、再考するものとなったと思う。

○漠然と聞いていたものを改めて整理して教えていただくと、課題整理の参考になる。

○水は誰のものかという、水道事業者にとっては大変興味深い内容でした。

○国内外の事例紹介によって、説得力ある講演が聴けたと思います。また、NHKの元ジャーナリストというお立場での内容が含まれていたため、ふだん耳にすることのないものを聴け、価値のある講演会でした。



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