応援団員の活動記録

2005/11月

【最新の活動記録】 【過去の一覧】

■酒林(さかはやし)づくり(杉玉づくり)

日 時 2005年11月2日(水)・3日(木)
会 場 千葉市若葉区「谷当工房」キャンプ場
主 催 (株)旭鶴
後 援 「わたしの田舎 谷当工房」(代表 金親博榮)
内 容

 酒林とは、杉の葉を束ねて丸く刈り込んで作られるもので、酒に関係する商売の看板です。
 杉は常緑樹であり、一年中青い葉が得られ、殺菌作用があるなどの理由から、昔から造り酒屋では杉を便利に使ってきました。酒を貯蔵する桶や樽は杉で作られていました。これは杉の持つ成分と香りが酒造りに適しているからです。
 そして、小枝を束ねて酒林を作り、門に吊るして、しぼりたての新酒ができたことを知らせたのです。
 「酒林」杉玉作りの会は、盛況の内に開催されました。作っている林の中で見ると、それほどの大きさと思わないものが、工房に持って帰ると、「こんなに大きかったのか」と驚き、「持ち帰ってどうしようか」という事になった方も少なからずいました。搾り立ての新酒と、挽き立て、打ちたて、茹でたての新そばをご馳走になりました。地元産の、茹でた黒豆も好評でした。


■“釧路の家庭の味”保存食自慢大会

日 時 2005年11月5日(土)10:00〜15:00
会 場 北海道釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣舞)大会議室
主 催 自然の味をとりもどそう会(代表 小林良雄)
内 容

 “釧路の家庭の味”保存食自慢大会に、釧路で栽培した枝豆の自家製みそ、フキの佃煮、塩卵、酪農家に伝わる自家製カッテージチーズのみそ漬け、など40点が展示されました。会場には出品者も顔を出し、作りかた談義に話が盛り上がったり、展示されているレシピを書き取る若いお母さんの姿も見られました。

 

小林良雄さんからのメッセージ

<釧路の家庭の味“保存食”自慢大会を終えて>
 私たちが“食”の生産現場の近くに居るメリットは、生産者がなにげなく食卓に上げているその味、実は極上の味を、一般家庭の食卓にも日常的に登場させることだと思う。そのまま食べても十二分に美味しい素材を、ひと工夫して食卓に上げる。その知恵こそが、どんな料理研究家が作りだす味より贅沢の極み。それを知らせることが、生産者と消費者の距離を縮めると信じて開催したことが間違いではなかったと感じています。
 例えば、ふいに酪農家の家へ酒好きの来客が来る。奥さんは困った顔を少しも見せず、牛舎に走り、バルククーラーから牛乳をとり出す。酒飲みにどんなに新鮮で旨い牛乳を出しても、酒と一緒に飲む人は少ない。でも15分待たせ、牛乳を温め、カッテージチーズをさっと作り(『図解 漬け物お国めぐり』<農文協発行>参照)、自家製の「手前みそ」を塗り、さっそうと出す。「なんと素晴らしく賢い知恵を持った奥さん」と喜ばれ賞賛される(私たちは、今回、低温殺菌牛乳で作ってみました)。
 これが究極のご馳走、贅沢の極み、そんな知恵の数々を、これからも掘り起こしていきたいものです。
 祖母から母へ、母から娘へ、娘から孫へという伝承が、母から娘へ伝わらず、途切れている。しかし、時代は、失われていくものに対して、それが人にとって必要不可欠の物ならば、正しく判断を下し、正常な状態に戻そうとするのだということが、今回の催しを通じ分かったような気がします。同時に、途切れた伝承を、誰がつなぎ、伝えるのかということが、大きな問題と考えます。

 


■香川の食を考える会 平成17年度第3回研究会(現地研究会)

日 時 2005年11月5日(土)
場 所 香川県丸亀市綾歌町
主 催 香川の食を考える会(代表 宮城公子)
参加者 約30名
内 容

 丸亀市綾歌町の岡田酒造で、珍しい昔の酒造りの道具を見学させてもらいながら、伝統的な酒造りの方法について話を伺いました。「お酒を造るときに杜氏たちが歌う歌は、そのテンポによって作業のテンポを決める時計の役割をしていた」「酒を仕込むときに、温度調節だけで乳酸菌と酵母を増やし、雑菌を増やさないのが伝統の技」といった興味深いお話を聞くことができました。ちなみに、酒米は香川県産のオオセトを使っているとのことです。

 

 その後、ファーマーズレストラン「ふぁーみぃ」で、讃岐コーチンを味わいました。讃岐コーチンは、中国原産のコーチンをもとに、香川県畜産試験場が開発した鶏で、「ふぁーみぃ」では直営の養鶏場で飼育した讃岐コーチンを、地元産の米や野菜とともに提供しています。(文責:香川の食を考える会事務局)


■九州農文協第38回セミナー

日 時 2005年11月19日(土)13:00〜18:00
場 所 福岡県遠賀郡岡垣町「ぶどうの樹」
主 催 九州農村文化協会
参加者 約40名
内 容

報告1.「『ぶどうの樹』の展開とその可能性」小役丸秀一((株)グラノ24K代表)(写真左下)

報告2.「生活農業論と6次産業化」徳野貞雄(熊本大学文学部)

報告3.「農産物直売所の新展開」新開章司(九州大学大学院農学研究院)


 (株)グラノ24Kが経営する「ぶどうの樹」の実態を通して、農業の6次産業化の地域への波及効果を探った。「ぶどうの樹」は、農園のほか、パン・ハム・ソーセージの農産加工施設、農産加工体験施設、農産物直売所、レストラン、宿泊所、イベント会場を有し、社員約100名、パート約200名を雇用しており、若者や高齢者の働く場を地域に作り出している。ソーセージづくり職人は75歳、パン職人は61歳で、高齢者の技能を生かし、潜在的な能力を発揮させる場ともなっている。それは農業生産の場面でも言えている。「ぶどうの樹」のレストラン(写真右下)は極力地元の旬の農産物を使用しており、その農産物をまかなうために「ぶどうの樹」では、トラックで町内の各集落を回り、農産物を集荷している。そのおかげで、高齢者が出荷しやすくなり、農業をやめていた生産者が再び農業に取り組むようになった例も出ている。(文責:九州農村文化協会事務局)

 


■ひょうごの食研究会 現地研究会

日 時 2005年11月26日(土)〜27日(日)
場 所 兵庫県淡路市「兵庫県漁連のり研究所」ほか
主 催 ひょうごの食研究会(幹事長 保田茂)
参加者 約30名
内 容

1.講話「淡路ののり生産について」高瀬博文(兵庫県漁連のり研究所淡路分室長)(写真左下の左側)

2.総合討議「海と私たちの暮らし」<司会>鷲尾圭司(京都精華大学)(写真左下の右側)

 

現地見学 淡路市一宮地区
施設花き栽培農家  栗田英夫氏(写真右上)
施設ふき栽培農家  大植 勉氏(写真左下)
施設トマト栽培農家 新田利弘氏(写真右下 新田氏のロックウール栽培のトマトハウス)

 



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