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報告1.「『ぶどうの樹』の展開とその可能性」小役丸秀一((株)グラノ24K代表)(写真左下)
報告2.「生活農業論と6次産業化」徳野貞雄(熊本大学文学部)
報告3.「農産物直売所の新展開」新開章司(九州大学大学院農学研究院)
(株)グラノ24Kが経営する「ぶどうの樹」の実態を通して、農業の6次産業化の地域への波及効果を探った。「ぶどうの樹」は、農園のほか、パン・ハム・ソーセージの農産加工施設、農産加工体験施設、農産物直売所、レストラン、宿泊所、イベント会場を有し、社員約100名、パート約200名を雇用しており、若者や高齢者の働く場を地域に作り出している。ソーセージづくり職人は75歳、パン職人は61歳で、高齢者の技能を生かし、潜在的な能力を発揮させる場ともなっている。それは農業生産の場面でも言えている。「ぶどうの樹」のレストラン(写真右下)は極力地元の旬の農産物を使用しており、その農産物をまかなうために「ぶどうの樹」では、トラックで町内の各集落を回り、農産物を集荷している。そのおかげで、高齢者が出荷しやすくなり、農業をやめていた生産者が再び農業に取り組むようになった例も出ている。(文責:九州農村文化協会事務局)

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