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「(群馬)県下の食と農と健康、及び教育に関する諸問題を調査・研究し、その成果を社会に発表・普及する」ことを目的に活動している「群馬の食文化研究会」が、日本一のキャベツ産地・嬬恋村を訪ね、キャベツの収穫体験をしました。
収穫体験をしたキャベツ畑は、フェロモン利用によるコナガの生態的防除と減農薬栽培を行なっている畑(特別栽培認定)です。広いキャベツ畑が連なる景観のなかでの、大型トラクターによる栽培の様子に参加者は皆、驚いていました。また集荷場や予冷庫、大型の輸送トラックなど、嬬恋村のキャベツ出荷のスケールの大きさを改めて認識しました。

JA嬬恋村組合長の黒岩さんから「明治22年に11集落によって嬬恋村が誕生した。高冷地のため、気温が札幌なみに低いことを生かして、現在では夏秋キャベツ1作で生計を立てるまでになった。キャベツの出荷先は関東地区が半数を超えて最も多く、次いで東海と近畿が多い。さらには宮城県から沖縄にまで出荷されている」といったお話がありました。
さらにJA嬬恋村の方から「嬬恋村のキャベツ栽培で、畑を使う期間は4ヵ月だけで、キャベツを収穫した後は麦を播いて緑肥としたり、天地返しを行なって畑の維持管理に努めている。平成5年の異常気象によるキャベツ価格の高騰を機に、商社によるキャベツの輸入(特に中国から)が拡大して価格が低迷するようになった。(価格の暴落による)キャベツの廃棄処分は、農家にとって我が子を殺すようなつらいことだ。農家が再生産できる価格を維持するために、流通過程の在庫のだぶつきに対処するための出荷調整を行なったり、『やわらかキャベツ』『高原キャベツ』『特別栽培キャベツ』などのブランドで出荷している。またキャベツ専作から、トウモロコシ、インゲン、ダイコン、冬のエノキ茸などにも栽培作目を広げるようにしている」といった話がありました。

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