応援団員の活動記録

2005/5月

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■「かごしまの食を語る会」現地研究会

日 時 2005年5月29日(日)
場 所 鹿児島県肝属郡吾平(あいら)町
テーマ 今年は大隈路―美里(うましさと)<吾平町>
主 催 「かごしまの食を語る会」(顧問:応援団員・八幡正則氏)
参加者 45名
内容

 「地域の風土と生活に根ざした、健全な食料生産と健康な食生活を確立し、食文化の発展に寄与することを目的」に活動している「かごしまの食を語る会」では、これまで、伝統食の見直しや食材の開発、特色ある郷土料理の工夫に努めてきました。また会の活動の一環として、毎年、県内各地の農村・食材・郷土料理・伝統文化を訪ねるバスツアーを実施しております。第8回目となる今回は、肝属郡吾平町の歴史に触れるとともに、地産地消など新たな試みに取り組んでいる地元の方々からお話を伺いました。

 吾平町農産物加工センターでは、町長自ら町の取組みについて説明していただきました。

 転作田で作られている大豆20ha、小麦50a、大麦1.5haは、この加工センターで加工され、それぞれ豆腐、うどん、味噌として「吾平町物産館」で販売されています。豆腐に使用する豆乳の量が市販のものより多く、濃厚な味で評判がよいとのこと。豆乳を試飲した参加者は、「市販されている豆乳と味がまったく違う」とみな驚いていました(写真左下)。

 うどんの原料の小麦を精麦するときに、通常の精麦機では熱で小麦粉の品質が劣化するため、スイスから輸入した電動石臼を使用しています(写真右上)。


 吾平町では、学校給食用の米はすべて町内産。供給しているのは、吾平町下名東地区水田営農組合。「甘味があっておいしい」と子どもたちの評判は上々とのことです。量販店でも同じ米を販売していますが、「学校給食に使われているおいしいお米」と評判で、すぐ売り切れるとのこと。吾平町下名東地区水田営農組合組合長、福元康光さんが、精米の過程を説明してくれました(写真下)。

 吾平町では食農教育に熱心に取り組んでおり、町内の1中学校4小学校のそれぞれに学校田が設置されています。「総合的な学習の時間」を活用して子どもたちが栽培した学校田の米は、下名東地区水田営農組合の低温倉庫で、それぞれの学校ごとに保管され、9月の全ての給食日に米飯給食として利用されています。ちなみに今年の場合、学校田の収穫量の合計は、1196キロと予想されています。

(文責:食と農の応援団事務局)



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