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遠藤凌子 宮城県在住 1951年生まれ 商業デザイナー 暮らしに伝えられてきたごく身近な自然素材(樹木の皮、葉、つる、わら、竹、草花)で、食のコーディネートをデザインをとおして提案させていただく。
トミタイチロー 埼玉県在住 1945年生まれ 東京都出身 イラストレーター イラストや漫画や絵の技術で、食のお手伝いを。食べることが好きなんで、簡単な食品加工をやってそれを食べるのも楽しい。庭の柿で、カキ酒、道のエノコログサでポップコーン、ヨーグルト、カッテージチーズなど、いわゆる「おもしろ食品加工」の路線が好きですね。それも子どもと一緒にやると楽しいなァ。
岸裕司 千葉県在住 1952年生まれ 東京都出身 習志野市秋津コミュニティ 顧問 学校を地域の活動の「基地」にしてさまざまな活動をすると、学校教育が充実されるとともに、まちづくりにまでなってしまうことを実証している実践家です。その新しい教育方法を「学社融合」といいます。たとえば、学校が困っている授業に地域の方々が参画し、学校教育と社会教育の充実を同時に果たしたり、余裕教室を地域に開放して休日も自主活動ができる施設に転用したりする方法です。A+BがAにもBにもなり、Cという新しい価値を生みだす方法と考え方を、「融合の発想」と定義しています。
永田勝也 千葉県在住 1952年生まれ 福岡県出身 野生ブドウ・食品加工研究 日本在来の野生ブドウは高温多雨の気象条件に適応しているため、病虫害に強く、無(省)農薬栽培ができます。近年、野生ブドウ果実の機能性の高さや、ワイン原料としての価値が評価されており、その無限の可能性は日本農業に大きく貢献するものと確信します。また、私は「食材は自分でつくる」ことを信条として、野菜、キノコづくりから食品加工まで実践しています。とくに有益だと思われる「麹、味噌、柿酢、刺身コンニャク」などの、伝統的製法を伝授し、日本の食文化に微力ながら貢献したいと思っています。
林良樹 千葉県在住 1968年生まれ 千葉県出身 アースアーティスト 環境や貧困など、多くの地球規模の問題を抱える現代。人類は、人と自然が調和した新しい文明を創造しなければなりません。それにはまず、私たち一人ひとりが環境になるべく負担をかけず、持続可能な生活をはじめることです。私は、イラストなどの創作活動をしながら、有機米づくり、地域通貨のネットワーク、エコビレッジづくりに携わっています。私にとっては、これらすべてが「地球に調和という絵を描く」創造行為なのです。
Yae 千葉県在住 1985年生まれ 東京都出身 歌手 私が土のある暮らしをはじめてから4年が経とうとしています。ここには本当の暮らしがある。恋をして結婚をして、子を産み育てる。自然のなかで四季を体で感じながら、おいしい野菜を育てて食べる。大切な家族と囲む食卓は本当に幸せを感じる瞬間です。これこそが幹となって、土台となって私のこころとからだを支えてくれている。歌うことも同じです。いま、世の中は本当にたくさんの問題を抱えています。その答えは土にある。私はそう確信し、歌をとおして土の上に生きることの幸せを伝えたいと思います。
浅生忠克 東京都在住 1945年生まれ 東京都出身 ライフドクター ライフドクターとして、住まいと食の観点から、健康な暮らしへのアプローチをしています。住まいにしても食にしても、いいものをとり入れ、よくないものを避けること。それにはまず、自らが善し悪しに敏感でなければなりません。人や物を敏感に感じあっていかなければならないと思います。
今井俊博 東京都在住 1926年生まれ 京都府出身 (有)ユーラシア・クリエイティブ・ジャパン 代表取締役 都市のライフスタイルの変容、価値観の変化に関する調査・研究(人類学的、生物学的、社会学的、民俗学的)をベースに、モノづくり、ミセづくり、マチづくりのソフト開発をプロデュース、またはコンサルティングを行なってきた。専門的、具体的、そして総合的に。最近では、地域社会、地域産業振興、都市生物環境制御(環境共生住宅など)のプロジェクトや、アジア諸国との交流が多い。
内山節 東京都在住 1950年生まれ 東京都出身 哲学者 「歴史」とは時間の記憶ではないかと思う。この時間の記憶と結びついたところに、地域が生まれ、農の営みが持続する。逆に述べれば、時間の記憶と結びつかない殺風景な景色を私は好まない。守田志郎は共同体を歴史から解き放ち、共同体が内包している歴史性を再評価すべきだと述べていた。とすると「時間の記憶」とは、守田の「歴史性」と同じものなのかもしれない。
海野和男 東京都在住 1947年生まれ 東京都出身 自然写真家 生物の世界の多様性を、特殊映像を用いて話します。たとえば、アブラムシを食べてくれるテントウムシはわずか8mmしかありません。私たちの1/200の大きさです。ですから、テントウムシにとっては、わずか1坪の土地も、私たちにとっての4万坪もの広大な土地と同じ意味をもちます。私たちと異なる世界で生き、地球上でもっとも繁栄している昆虫たちの生活を知ることは、環境問題を考える大きな一歩になると考えます。
金田裕子 東京都在住 1962年生まれ 東京都出身 有限会社イリュージョンミル 代表取締役 地域に密着した市民の学びの場をつくっています。たとえば、足元の土から地域を再発見する「日本中の土で絵を描きたい!」、家のアルバムから地域や社会の変化を探っていく「うちのアルバム」、毎日のごはんから環境問題を考える「毎日のごはんノート」など、日々の暮らしから環境や地域を学ぶプログラムを開発し、社会教育施設や学校で展開しています。
白石ユリ子 東京都在住 北海道出身 ウーマンズフォーラム魚 代表 魚は日本文化そのものです。それがいま、失われようとしています。この危機感からウーマンズフォーラム魚が生まれ、こどもを対象とした「海彦クラブ」が生まれました。「海彦クラブ」は毎年新しい小学校と新しい漁村を結んでいます。
宝井琴梅 東京都在住 1941年生まれ 東京都出身 農業講談師 新潟県南魚沼市一村尾にて10aの田圃を借りてキンバイ米を栽培、農業の大事さを実体験して農業講談を高座にかけている。また、農家を改造して梅桜亭という寄席をオープン。毎月、講談、落語など寄席の楽しさを地元の人に。芸人、芸術家、アーチストの人たちとのふれあいが、若者の刺激、触発になっている。農業講談の読み物(演目)「おらあ日本のマンマがくいてぇ」「農は国の基なり」など。
谷川栄子 東京都在住 自然と共存の知恵と技術を継ぐ仲間たち 主宰 身近かに植えている草、木つるなどを使って籠をつくり収穫物を入れ容器として使いこなし、また土にもどす。土壌を豊かにさせる――まさに理想的な循環型の暮らしかたでした。植物を素材としていかすその採集時期――1年を4季、さらに52季に分け、人間が自然の動きにあわせて見極めるその選定力は、野の科学ともいうべき貴重な財産です。カゴつくりをとおして季節の動きを感受する心を育てる。植物の名前、特徴、成長の仕組みを知りお天道様の偉大さ、環境の大切さ、人間と自然との関係を知る。さらに農家の休耕田、食のありかたを考えるきっかけつくり。愉しみながら自然と仲良くふれあう機会を提案しています。
近澤可也 東京都在住 1934年生まれ 石川県出身 建築家・パンデコン建築設計研究所 代表 『花と緑の手づくり村構想』(1988)は、倉渕村の自然を守り、生かす、外部資本等に頼らない自前の村づくりである。村営でクラインガルテン(市民農園)、ふれあい館(相間川温泉館)、貸しログハウスなどを計画した。農山村のたたずまい、日常生活、文化、伝統がそのまま観光資源でもある。自然にかえり、土に親しみ、家族とともに田園で過ごす農村ツーリズムの誕生である。日本の美しい自然景観、農村風景は、地球上に残された数少ない宝である。これらを大切に守り、後世に残したい。
長澤法隆 東京都在住 1954年生まれ 新潟県出身 シルクロード雑学大学 代表 20年かけて自転車でシルクロードを見聞する旅をしています。自転車旅行ではお腹が空くので、食事の時間が楽しみです。西安を出発したころ、食べた麺類はたっぷりのスープに浮かんでいました。砂漠のオアシスでは焼きソバになります。テーブルに並ぶ皿をみると、野菜より肉が多くなります。気候と食は関係があるようです。タマネギ、ニンニク、ニンジンなどの野菜の原産地は中央アジア、大根やカブは地中海、ブドウ、リンゴなどはアフリカ、中東、中央アジアを原産地とし、シルクロードの旅人と一緒に、日本へ伝播したようです。シルクロードから持ち帰った果物や野菜の種を提供できます。その種を育てることを通じて、子どもたちに各国の農業や食、地理や歴史を学んでほしいと願っています。
藤澤安良 東京都在住 1952年生まれ 滋賀県出身 体験教育企画 代表 1995年から「体験教育企画」を設立し、教育旅行をはじめとする観光の商品企画を体験型にするべく、受け入れ側へのノウハウの提供によりその普及をめざしています。現在、自治体をはじめとする観光関連産業からの要請により、体験プログラムの企画商品化、プロモーションおよび誘客、インストラクターやコーディネーターなどの人材育成、農山漁村振興・体験型観光振興をテーマとする講演・セミナーを全国20の道県で実施しています。
松原雅裕 東京都在住 1963年生まれ 東京都出身 デジタリウムプロジェクツ 主宰・デザイナー 地域の人たちがくりかえし訪れ、訪れるたびに深まっていく学びをサポートする仕組みやハードづくりを得意としており、自身が開発したアップデイト展示システムを活用した市民の学びの場をさまざまな地域で展開しています。人も地域も育まれていく「学びの場」をつくりたいと思ったら、ぜひ声をかけてください。
森田久雄 東京都在住 1952年生まれ 北海道出身 全国農村映画協会 取締役プロデューサー 中国産冷凍ギョーザによる農薬中毒事件の背景には、日本の食を巡る根源的な問題が潜んでいます。世界人口の2%たらずの日本が、世界の食料貿易の10%を占めています。世界最低の食料自給率と目の前の飽食。その多くは、日本の商社や企業が行なう開発輸入。食の「便利さ」「手軽さ」「安さ」を追い求めたあげく、食と農の距離が離れ、日本人の食卓のゆがみを増幅させ、食の安全を根底から脅かしています。輸入農産物への過度の依存症から脱却するために、いまこそ食に順番をつけるとき。(1)地産地消、(2)顔の見える国産、(3)生産履歴のわかるアジア、(4)足りないものを補う履歴のわかる世界の産地。食をトータルにとらえないかぎり、食卓の本当の安全は保てないのです。
山口昌伴 東京都在住 1937年生まれ 大阪府出身 道具学会 事務局担当理事 日本の台所=食べる営みの場所は、20世紀後半、大きな変容を遂げた。だが、20世紀末に完成されたキッチンの姿は、西洋モデル(ことに、食事をあまり楽しまない、能率本位のドイツ型)だった。日本の農家の台所改善もこれに沿ったものだったが、ここには大きな誤りがあった。日本の食環境とは異質な環境が生みだしたモデルであったこと、毎日、その都度の調理の能率を中心に設計されていること。ここで再検討すべきは、一年の計をふまえた21世紀日本型台所のありようである。
淡野一郎 神奈川県在住 1963年生まれ 神奈川県出身 (株)サカタのタネ 広報宣伝課長 日本は、花や野菜の分野では世界でも有数の民間主導による品種育成国です。私は大学で作物育種学を専攻後、種苗会社に入社し、ブリーダーとして花の品種育成に10年ほど携わってきました。現在は広報担当としての業務と、コンテナや畑での野菜の栽培を種苗の話も織り交ぜた新聞雑誌への寄稿、書籍の執筆や監修、さらに小学校の生活・総合学習や中学校の技術科生物育成分野における技術指導や講演活動などをしています。
白井隆 北海道在住 1955年生まれ 神奈川県出身 庭園都市計画家、浙江工商大学客員研究員 庭園都市計画家としては;「7年前から取り組んでいる芦ノ湖畔に位置する成蹊学園箱根寮の自然庭園化計画」、「未来の自然公園像に対する提案」、「原発事故災害の渦中にある福島県相双地区の復興計画への参画」「北海道十勝海岸湖沼群の経営計画案企画」、「子供たちへの自然教育」、「商業施設の再開発」、「人口地盤緑化」など。中国浙江工商大学客員研究員としては;「本庭園と美術にみられる杭州西湖研究」、「山水研究」、「径山満寿禅寺の考古学的調査」など。畑作農家としては;「自然農法研究」、「オーガニック生活研究」、「農業を軸とした環境経済学研究」など。
浜美枝 神奈川県在住 1943年生まれ 東京都出身 女優 輸入加工食品による中毒事件で現代の食の危うい状況が浮き彫りになり、農と食のあり方に高い関心をもつ人が増えてきました。同時にこれまでにないほど日本の農業に対する期待が高まっています。家族や自分の命を守るために、日本の健やかな農が必要であると感じつつある人が着実に増えているのです。「食は命を育み、農は命を支えるもの」。日本の農の強力なサポーターを一人でも増やすために、いまこそ、がんばっていきましょう。
山崎和樹 神奈川県在住 1957年生まれ 群馬県出身 染色工芸家 「草木染」は植物の葉、枝、幹、樹皮や根などに含まれている色素を抽出し、糸や布を染める伝統ある染色法です。その抽出液に含まれる色素やその他の成分によって、合成染料とは異なる草木染独特の色や風合いを与えます。草木染の色彩的特徴、風合い、歴史を説明し、さらに、染色技法、染料の栽培、染色のメカニズムを知ることで美術、理科教材として適していること、草木染が環境に適した染色であり、新たな農業、林業の生産品目としての可能性と自然環境の再生についてなど、お話したいと思います。
酒井與喜夫 新潟県在住 1935年生まれ 新潟県出身 (株)イートラスト 特別顧問 昭和38年(1963年)新潟県を始めとして北陸地方は未曾有の大豪雪に見舞われた。これを期に雪予想に立ち上がって約半世紀、予想誌にまとめて四半世紀。初期の頃は積雪量や初雪、根雪日など何時頃か至って単純項目だけだったが、根気よく調べているうちに大自然のカラクリが見えてきた。我々の住む大地から地震・豪雨・台風・豪雪・自然災害に結びつきそうな全てが事前にサインを発していた。自然界の生き物達は直前で6時間前、長期では91日と13時間半前に予知、身を守っていたことになる。大地が発する波動を広域的に観測・解析すると、3月も前に台風の進路や影響を受ける範囲・風速・雨量などが予測できる。前線などは形や進路も同様。近年自然災害多発の折、このような予測技術は最も重要と思う。また温暖化対策の助っ人にもなりそうだ。
林泣童 富山県在住 1937年生まれ 富山県出身 工房雑華林 代表 大好きな言葉に「楽しくなければ戦わない」(永六輔さん)があります。野山を歩き、圃場の小道で見つけた草木を採集し、色を見つけだす。なにごとも楽しまなければ……、そのためにこそ挑戦するのです。婦人や子どもの教室でよく、ことをはじめる前に結論を聞かれますが、「なんでもやってみてよ! そのなかで気づくことがあれば、それが大きな進歩です……」と答えています。積重ねのなかから新しいものをみつけだすことが大切です。村おこしも同様だと思います。
山本実千代 石川県 1960年生まれ 大阪府出身 子育て農業応援団団長 子育て支援活動(障がい児や不登校)、子育てひろば活動を通して見えてきた「食」というシンプルでもっとも奥の深い生きるということの大切さと必要性を感じ「子育て農業応援団」を立ち上げました。大自然の中で本物の土とお日さまの光を浴びながら一年を通して、子育て中でも親子で一緒に出来る農業活動に取り組んでいます。
洞口健児 岐阜県在住 1950年生まれ 岐阜県出身 (有)アウトドアコーディネイツ 代表取締役 私はアウトドアという切り口から過去20年間「本物の直接体験」ということを唱え続けてきた。そして究極のアウトドアライフは百姓(農耕)ではないか、と思うに至った。スポーツも、アクティビティも、クラフトも、文化も、耕すことも、食べることも……、その地の自然条件のなかでいかに本物の直接体験をコーディネートするか、である。そしてどのように地元にお金の落ちる仕掛けを組み込んでいくのか……、みなさまとともに智恵を絞りたいものです。
榛村純一 静岡県在住 1934年生まれ 静岡県出身 静岡県森林組合連合会 会長 村格・都市格概念導入による中小都市の再生を提唱しています。村格とは、柳田国男の「人には人格があるように、村には村格がある」という言葉によるもので、都市格は、戦前の中川望大阪府知事による「人は都市格のある京都に行き、ない大阪には来ない」という言葉によります。12領域60項目の村格・都市格指標を用意しております。平成の市町村合併後に成立した674中小都市人口20万人以下の市や757町・184村の住民市民が、生涯学習まちづくりや総合計画や首長マニフェストを論議するとき、村格・都市格概念・指標により、経済・道徳両面のしっかりした人間形成と美しく活力ある国土形成とに資するためです。
田島征三 静岡県在住 1940年生まれ 高知県出身 画家・アーティスト・絵本作家 村はさびれてゆきます。自然にそうなってゆくのではなく、その村のせいでもない、上のほうでだいぶん前に手を打ってあったからです。あわてて、開発、原発、産廃施設の誘致と、村のいいところを壊して活気づいても、先行きもっとひどいさびれ方をするだけです。村の美しさをそのままにして、活気づく方法を考えてみましょう。文化的なこと。芸術、スポーツ、音楽いろいろあるはずです! 独自の道を探してみませんか?
田光男 静岡県在住 1947年生まれ 静岡県出身 食農学習コーディネーター 私たち、やきつべの里フォーラムでは、「地域の子供は地域で育てよう」の共通認識の下で、地域で活動されている団体、企業などが連携している組織(30団体)です。行政、公民館、幼稚園、学校などと協力し、地域の人材、知恵、自然、環境、食文化、歴史などを活かし、多様なボランティア活動を展開しています。その活動のなかで一年間を通した「教育ファーム推進事業」を実施しています。食農体験は生きた教科書であり、子どもたちが体験することがいかに重要か、学校関係者、父兄の方々に認識されたい。
宮澤昌子 静岡県在住 1962年生まれ 静岡県出身 マーケティングプランナー 農から切り離されてしまった社会の価値観に対して、農の現場からなにを伝えていけるのか、経済活動の中心に「命」というものをすえ、わきまえのある生業(なりわい)を模索しています。
岡本靖史 愛知県在住 1965年生まれ 兵庫県出身 おやじの休日の会 代表 私が一番大切にしているのは、「体験」です。現代は、なにごとも情報優先で知識だけが一人歩きしている。それは子どもたちだけでなく、大人にもいえることではないでしょうか? とにかく体験してみること。やってみなければ、料理の楽しさなどわかるはずがありません。私が開催する親子の料理(食)体験は、「食」のもつおいしさの感動・できあがりの喜び・つくることの楽しさをどうやって伝えるかを、工夫しながらつくりあげているプログラムです。
伊井野雄二 三重県在住 1954年生まれ 鳥取県出身 NPO法人 赤目の里山を育てる会 理事 身近な自然「里山」のなかの「里道」をゆっくり歩くだけで「幸せ」を感じたり、多くの動物や植物が「心を癒す」ことも知るようになった。ふるさとの自然を心に焼きつかせ、大人になったときに思いだす「原風景」。自分が日本人だというアイデンティティーが生みだされる場所が、里山だった。「ドングリの木々」たちは、伐採されても切り株から自然に芽がでてきて、20年もすれば元の大きさに戻る。人の手を入れ続けることが、里山を守る。「伐採しなければ里山は守れない」。新しい自立した里山ゾーンがこれからますます注目されるだろう。
高橋裕博 京都府在住 1947年生まれ 京都府出身 染職人・ひろ2実験工房 主宰 天然繊維、麻、木綿、絹を中心にした繊維のこと、染料素材のこと、それに附属する灰の利用など、明治以前の染織技術をひもとき、染料素材のもつ一番優れた特徴をもつ部分を引きだし染めること、その染料でしかだせない色をだし、それらを組み合わせることで希望する色を求める考え方。これをもとにあるものを活かす、ないものねだりをしないといった染色をすすめています。地域と染料素材と色彩の関連。色彩の歴史的変遷。小袖の形態の変遷。文様と色彩の変遷の研究などもすすめています。
北浦浩 兵庫県在住 1952年生まれ 大阪府出身 拙筆屋 万次郎(せっぴつや まんじろう) 1995年1月の阪神・淡路大震災をきっかけに自分の心に浮かんだ言葉を書で表現するようになり、拙筆屋万次郎として創作活動に入りました。「生がある 旬がある 魂がある」「お祭りの原点は農林漁業にある」田植えもせずにお米を食べる 農家のみなさん、ありがとう」「口に入る物の原形を知る」「味噌・醤油・きな粉・納豆・あげ豆腐 大豆が生んだ宝物」・・・など、食と農をテーマにした言葉を創作しています。
山根成人 兵庫県在住 1942年生まれ 兵庫県出身 ひょうごの在来種保存会 代表 人類の食べ物にはそれぞれ原産地があり、それが伝播していく過程で、各地の気候・風土に見合った品種が生みだされました。しかしいま、市場流通の要請による品種の単一化がすすみ、品種多様性が失われています。県内自給をめざし、その根本を「県産種子の自給」におき、種を採り続けることの大切さを県民に伝え、種採りは食文化を支えていることを訴えていきたいと思います。
一百野昌世 福岡県在住 1961年生まれ 福岡県出身 オーガニック・ランド株式会社 代表取締役 "「安全で信頼できる食品の確保と流通促進」をテーマに活動しています。有機JASなどのオーガニック認証、特別栽培農産物認証、トレーサビリティー認証、適性農業規範や適性農業工程管理認証、HACCPを利用した食品安全認証などの検査や審査業務を行うかたわら、こだわった差別化農産物の生産指導や販売促進に関する支援活動を行っています。"
柴田多恵子 福岡県在住 1950年生まれ 福岡県出身 野菜人形劇グループ『ベジタブル』 代表 私たちは、土のにおいのする人形劇をすることで、「たべものさんありがとう」「命」「いただきます」を伝えていくとともに、野菜嫌いをなくし、旬、新鮮、安心、においを知らせたいと思っています。公演のあとは、野菜人形をおいてかえります。食べられるように人形をつくっていますので、実際、どんな味か試しに食べられることもあります。
平岡豊 福岡県在住 1936年生まれ 大分県出身 マーケティングプロデューサー 食と農は「3安×1安(〈安全生産 安定需給 安寧価格〉×生・消安心)」であるべきだと考えています。そのために、3つの「シジョウ」原理を検討すべきです。自分だけがよければいいといった「私情」原理や、バイイングパワーに動かされる「市場」原理のうえに、日本の農業や食文化、国民の食料を守るための「至上」原理を確立すべきで、そのための農政であり、農業マーケティングだと思います。