月刊 現代農業2010年4月号 竹パウダー漬け床
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●巻頭特集 乳酸菌大活躍

竹パウダーと米ヌカで漬けた竹パウダー漬け
竹パウダーと米ヌカで漬けた竹パウダー漬け

乳酸菌でおいしい健康

かき混ぜ不要で漬物がうまい!
竹パウダー漬け床

竹治孝義

 竹のことならなんでも知りたい私は、これまでも独学で竹パウダー機(259ページ)や、竹炭やき機などを開発してきました。そして去年は、知人がインターネットでみつけて教えてくれた「竹パウダー入りヌカ床」なるものにも挑戦しました。

 今までのヌカ床は、毎日かき混ぜて空気を入れないと、乳酸菌の働きが悪くなって漬物がまずくなります。とくに米ヌカに含まれる油分が通気性を悪くしているようです。

 ところが、米ヌカに竹パウダーを半分混ぜた漬け床は、油分の少ない竹パウダーのおかげで適度に通気性が保たれるので、かき混ぜる必要はありません。

 もともと竹パウダーには乳酸菌が集まりやすいですから、良質の乳酸菌が活発に働いてくれて、今まで食べたことがないくらいうまい漬物が漬かります。

 ちなみに竹パウダーだけの漬け床も試してみました。ヌカ漬け特有の風味は弱いのですが、やはり乳酸菌が活躍してくれて、爽やかな味わいになりました。

 知人の竹パウダー入り漬け床は、去年の夏に何度か漬けてそのまま放置しておいたのですが、年が明けて見てみても悪くなった様子がありません。そのまま漬け床として再利用できたそうです。ヌカ床ではこうはいきません。

 また乳酸菌には、胃ガンや胃かいようの原因になるとされているピロリ菌を抑える力があるようなことを新聞で読みました。

 竹ばかり食べているパンダはおそらく胃ガンも胃かいようもないと思われます。竹パウダー由来の良質な乳酸菌を体に取り込んで、日本中誰もが健康になったらいいと思っています。

よく見れば竹の繊維が見えるくらいで、パッと見ヌカ床と区別がつかない。 筆者
よく見れば竹の繊維が見えるくらいで、パッと見ヌカ床と区別がつかない。筆者の竹パウダー漬け床は、竹パウダー1kg、米ヌカ1kg、塩250g、水2リットルの割合 筆者。農家がもっと手軽に竹を利用できるようにと研究の日々(田中康弘撮影)

(徳島県阿南市)

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現代農業 2010年4月号
この記事の掲載号
現代農業 2010年4月号

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